今回は仁鍼堂より徒歩1分のところにあるコンビニのオーナー松原さんにインタビューしてきました。松原さんは、川崎大師の町づくりの中心となって頑張っていらっしゃいます。あわせて仁鍼堂の誕生秘話も聞くことができました。

患者さん

Q.こんにちは。今回は患者さんインタビューにご協力いただきありがとうございます。 さっそくですが、仁鍼堂 院長松野との出会いからお聞かせいただいてよろしいでしょうか?

A.松野さんとは仁鍼堂が開業する前からのおつきあいです。
一昨年の秋頃ですね……、実はぎっくり腰をしてしまって、パートさんの紹介で松野さんが以前勤めていた治療院で、治療を担当してくれたのが松野さんです。

Q.ぎっくり腰ですか。実際には、どんな症状だったんですか?

A.トイレにも立てないくらいの症状でした。トイレまで這っていくような……。あのときは本当につらかったですね……。あんなにつらかったことはないです。

Q.実際に治療を受けてみてどうでしょうか? 

A.わりと即効性があるな、というのが最初の印象です。

Q.その時は、どれくらいの間隔で通っていたんですか? 

A.最初は、週に4~5回くらいです。本当につらかったので……。最初は鍼が少し怖かったんですが……、2、3回行ったらだんだん楽しくなってきてしまって(笑)

Q.楽しくなって?? どういうことですか?

A.松野さんには治療だけでなく、治療以外のことも教えてもらったんですよ。
実は私、今、ズボンの下にタイツをはいているんですが、これも松野さんに教えてもらったんです。
仕事柄、冷蔵庫内での作業もありますし、深夜に働くこともありますし……。身体を冷やさない工夫を教えてもらいました。日常生活での注意点を細かく教えてもらえるんですよ。

Q.なるほど。

A.実は、実際に自分が痛い目に会うまで身体のメンテナンスに気を遣ったことがなかったんです。いろいろ聞いて実践しているうちにだんだん楽しくなってきてしまって(笑)

Q.治療の方はどうだったんですか? 

A.ひどい痛みが取れるまでは早かったんですが、そこから先、完治というところまでは2週間ほどかかりました。
治療中は、その日の身体の状態がどうなっているかとか、ツボの名前なんかも丁寧に説明してもらえましたね。鍼の”響き”についてもそのときに教えてもらいました。

Q.どれくらいの期間で鍼の”響き”を実感しましたか? 

A.2回目か3回目くらいですかね。お尻に”ズーン”と。きたきたーって(笑)
松野さんの人柄もありますが、鍼をうつ人のことを信頼していないと治療も効果があがらないんだな、と実感しましたよ。これも松野さんから教えてもらったことです。

Q.患者さんとの信頼関係ができていたということですね。松野も喜びます。

A.でも、本当に松野さんとは不思議な縁を感じますよ。
治療中に親しくなって、松野さんが開業したいという気持ちを知って、現在のこの場所を紹介したのも、実は私なんです。

Q.そうなんですか。仁鍼堂誕生秘話ですね! 

A.私は川崎大師のまちが好きで住んでますからね。松野さんのように若くて志のある人がきてくれたら、まちの人たちのためにもいいと思って。
それにそばに松野さんがいれば、イザというときにも頼もしいですし。

Q.まちでの評判はいかがでしょうか? 

A.まだまだ開業したばかりで、まだ認知度は低いのですが、商店街での催しや会合にも積極的に参加してくれますし、これからといった感じですね。

Q.じゃあ、今は、治療にまち作りにと、公私ともにといった感じで? 

A.そうですね。今は、月に一度くらいの身体のメンテナンスのために仁鍼堂に通っていますが、松野さんも毎日、肉まんを買いにきてくれたり(笑)
本当にこれから一緒にまちを盛り上げていきたいです。

Q.ご協力ありがとうございました。これからもお世話になると思いますが、よろしくお願いします。

A.こちらこそよろしくお願いします。