鍼灸治療のはじめてガイド 〜治療の流れ〜
当院ではじめて鍼治療をされる方はご一読ください
仁鍼堂では、完全「貸し切り診療」にて診療を行っております。安心してなんでもご相談ください。
また、ご家族・ご夫婦・ご友人・カップルなど二人一緒にご予約いただくとお得な「ペア鍼灸コース」もございます。
1.電話予約
当院では、お待たせすることなく診療するために電話予約をお願いしております。
044-288-1089にて、お名前・希望のコース・連絡先・症状を伝えていただき、ご希望の日時をご予約ください。予約をキャンセルしたいときはすぐにお電話でおしらせください。
受診のコツ:来院の前に、ご自身の気になる症状をメモしておくとスムーズに治療が受けられます。
仁鍼堂では、一人ひとりの体質や当日の体調に合わせた”オーダーメイド”の治療をするため、一日に治療できる患者さまの人数が限られています(午前診3名、午後診5名)。当日の予約受付も行っておりますが、ご予約はお早めにお願いします。
※診察中は電話にでられません。休診時間の午後1時~午後2時がつながりやすいです。
2.問診票記入
来院したら問診票に記入していただきます。診療には一人およそ1時間ほどかかります。
初診の方は、問診をじっくりとさせていただくため、およそ1時間30分ほどお時間をいただいています。時間に余裕を持って来院してください。
3.血圧測定
血圧を測ります。このとき、血圧が高すぎる人は鍼治療ができないことがあります。鍼灸治療には血行を促進する効果があり、鍼の刺激は強すぎてしまうからです。またお酒を飲んでいる方も同様の理由でお断りしています。
4.問診・脈診・舌診
来院したら問診票に記入していただきます。来院の前に、ご自身の気になる症状をメモしておくとスムーズに治療が受けられます。 問診・脈診・舌診をします。一緒に五行表を見ながら、症状について説明をさせていただきます。一般の医療と同じようなインフォームドコンセントと考えてください。当院では、独自の診断シートを用いて、一緒に症状の確認をしていきます。
わかりやすい説明を心がけていますが、もしわからないことがあれば、なんでも聞いてください。施術の前に、不安を取り除き、ご自身の身体について知ってもらうことはとても重要です。よりよい治療のためには、患者さまとのコミュニケーションが何より大切です。
5.漢方足浴
当院では はり・きゅう・すい玉による治療の前に漢方足浴をおすすめしています。だいたい一人7分から10分。寒い季節は少し長めに足浴につかります。
体質によってはたくさんの汗をかくことがあります。当院では患者着も用意していますが、汗をかきやすい体質の方は着替えを用意するといいです。
ご注意:心臓に病気のある方や、よもぎ(もぐさ)アレルギーのある方は事前に申し出てください。
6.はり・きゅう施術
診察ベッドに移動し、服を脱いでうつぶせになってもらい、背中側から施術していきます。
女性の場合、ストッキングは脱いでいただきますが、下着はつけたままでかまいません。鍼をうつ場所にもよりますが、スカートなど、肌の出しやすい服装であれば、履いたままでも施術できます。また、当院では患者着も用意しています。必要な方は予約の際にお申し付けください。
ご注意:どれくらいの刺激量が適切なのかは患者さま一人ひとり違います。もし痛いと感じるようならすぐに教えてください。鍼をうつ場所や刺激量を変えることによって、痛みは感じなくなります。
同じ鍼でも、患者さま一人ひとり、感じ方は違います。その鍼で患者さまがどのように感じているかは、治療に際してとても重要です。
同様にお灸が熱い場合もすぐにおしらせください。すぐに熱さの調節をします。
適切な治療は鍼灸師一人でできるものではありません。もし痛みや熱さを感じるようなら、我慢せずにすぐに申し出てください。そうすることによって、どれくらいの刺激量が適切かわかってきます。
7.すい玉施術
はりとお灸の施術の次にすい玉をします。
もし痛みを感じるようなら、鍼やお灸の治療のときと同じで、すぐに教えてください。吸い付く強さを調節します。背中側の治療が終わったら、次は仰向けになってもらい、お腹側の鍼とお灸の施術をします。
ご注意:治療後にはすい玉の跡が残ります。
海やプールへ行く予定や、ドレスや露出の多い服を着る予定のある方は治療前にお申し出ください。
8.ご帰宅
お腹側の鍼とお灸の施術が終わると、診療はすべて終了です。お腹側へのすい玉の治療はありません。治療後は温かい水分を多くとり、ゆっくり身体を休めてください。
治療後には、体調に変化を感じる方が多くいらっしゃいます。
これらの症状は、いずれも悪い症状ではありません。こうした症状は鍼治療による効果があった証拠となります。治療後の症状については、次回の診療の際の参考になります。どういった症状があったか、メモをしておくとよいでしょう。
受診いただく前にお読みください
予約をキャンセルしたいときはすぐにお電話でお知らせください。度重なるキャンセルの方には予約をお断りすることもあります。
患者さまの都合にあわせて、完全予約制で時間外診療、休日診療にも対応しています。すべての患者さまのご要望にお応えできるわけではありませんが、できる範囲で対応しています。お電話にてご相談ください。