川崎大師の中国鍼灸院 仁鍼堂 院長あいさつ
『中医学に専門や得意な症例はない』
このようにいうと、意外に思うかもしれません。
一般的に鍼灸による治療は、腰痛や肩こりなど、痛みに対する治療が有名です。しかし、本来の鍼灸治療とは、病の根本に対する治療による“全身の体質改善”です。
体調不良の原因は、必ずしも直接的なものだけではありません。
体調不良の原因となる”病の根本”は別の部位にあるかもしれません。
当院では、患者さまとのコミュニケーションをもとに、体調不良の原因となる”病の根本”を見つけ、取り除くことをモットーとしています。
中医学の治療では、西洋医学のように、診療科目にわけたり、人体をそれぞれの器官にわけて考えるようなことをしません。人間の身体全体をひとつの器官としてとらえ、体調不良の原因に対する全身治療をしていきます。
だからこそ「なんとなく調子が悪い」などの検査では見つけられない症状や病状にも対応できるのです。
私自身が体験し、経験した中医学、中国鍼灸をとおして、体調が悪いときだけでなく、日常的な健康管理もふくめ、一人ひとりの身体全体を健康に近づけるお手伝いが出来ればと考えております。
仁鍼堂院長/松野 秀貴
院長プロフィール
子供の頃から格闘技を修練。自分より大きな相手との試合や練習から「椎間板ヘルニア」を患い、高校生のときに初めて鍼治療を受ける。
当時、顔にアトピーが出ていたが腰痛治療が効果を出してゆくうちにアトピーもひいていくことで鍼灸に興味を抱く。
高校卒業を間近にした頃、祖母の死、友人の死をきっかけに、鍼灸師になることを決意。
花田学園(日本鍼灸理療専門学校・渋谷)を卒業し、鍼灸師の国家資格を取得。国内の整形外科で研修・施術するようになったが、疾患の根治を目指したものではない”日本の医療”に疑問を抱く。
2005年、「本当の中医学」を志し、北京へ留学。北京では本場の中医師の指導のもと、美容鍼灸サロンでの店長職をまかされる。2年間の北京での経験や、格闘技による自身のけがや骨折の経験から、心のケアも含めた治療をしないと身体は健康に近づかない事を学ぶ。
帰国後、川崎の診療所で1日に25人以上、年間述べ6000人以上の患者さまをまかされ、およそ2年間で10万本以上の鍼治療を施術。肩こり・腰痛・めまい・頭痛・生理痛・生理不順・更年期障害・冷え性・ストレス・アトピー・うつ病、不眠など、さまざまな症状の患者さんを治療。独立開業のための実績と経験を積む。
2009年、”患者さまとのコミュニケーション”と”中医学による疾患の根治”をモットーに川崎大師東門前にて「仁鍼堂」を開業し、現在に至る。
【国家資格】
きゅう師 免許番号123194号